1904年からの日露戦争で大日本帝国海軍の連合艦隊旗艦を務めた「三笠」が記念艦として横須賀の三笠公園に保存されています。羽田空港から向かってみましょう。
- 羽田空港から三笠公園への行き方
- 三笠公園入口
- 連合艦隊司令長官「東郷 平八郎」
- 記念艦三笠の観覧チケットを買いましょう
- よこすか海軍カレーパンを食べてから
- 記念艦三笠に乗り込みましょう
- 三笠主砲30cm砲
- 三笠副砲15cm砲
- 三笠8cm砲(自分で動かせます)
- 推進機関は蒸気の力を利用
- 三笠艦隊戦シミュレータもございます
- さらに猿島まで遊びに行く?
羽田空港から三笠公園への行き方
- 11:11 羽田空港国内線ターミナル(京急空港線快特)
- 11:25 京急蒲田(京急本線快特・三崎口行き)
- 12:02 横須賀中央到着
- 12:15 三笠循環バス(徒歩でも良さそう)
- 12:19 三笠公園
せっかく横須賀に来るのであれば、個人的なお勧めとしては横須賀軍港巡りと組み合わせて、1日目が軍港巡り、2日目が記念館三笠。もしくは午前と午後といった計画が良いのではないでしょうか。
三笠公園入口
三笠公園は、横須賀軍港巡りの乗船場からでも徒歩20分程で来ることができます。バスやタクシーではなく、アメリカ風情な街並みを眺めて歩くのも良いかもしれません。
この↑アーチまで来たら、記念館三笠はもうすぐです。まっすぐ水路のある歩道を進んでいきましょう。
よく見ると、遠くに船のマストが見えます。
連合艦隊司令長官「東郷 平八郎」
三笠公園に到着すると、当時戦艦三笠で指揮を執った「東郷 平八郎」の銅像が迎えてくれます。東郷 平八郎の歴史を学んでからこの地を訪れれば、三笠内部に入った時に当時の東郷平八郎の目線となってタイムトリップできるかもしれません。
三笠の艦尾には旭日旗(きょくじつき)が掲げられています。朝日が昇るデザイン。
旧日本海軍が軍旗として使用。現在でも海上自衛隊・陸上自衛隊で使用されています。韓国から「国際観艦式で掲げないで」と日本に要請が来たりもしました。
記念艦三笠の観覧チケットを買いましょう
チケットは記念館三笠の傍にある、売店外の「自動販売機で」買うことができます。(売店の中では買えません)
一般500円、小中学生は無料です。開艦時間には注意ください。
よこすか海軍カレーパンを食べてから
もしここに訪れて、この幟旗が出ていたら「よこすか海軍カレーパン」を購入するチャンス。
外がカリカリのカレーパンです。ここで製造しているわけではないので在庫限り。
記念艦三笠に乗り込みましょう
ちなみに記念艦三笠は、海の上でなく地中に固定されております。
入り口はこちらです。
チケットは階段上でも買えますが、先ほどの券売機で買っておくのがスマートかと。
三笠主砲30cm砲
階段を上ってすぐのところに主砲がお待ちかねです。砲弾の重さは400キロで、最大射程は12kmとのこと。(ちなみに戦艦大和はさらに大口径の46cm砲を装備)
艦首にももう1門、艦尾に2門で、主砲は4門装備。
三笠副砲15cm砲
三笠の副砲15cm砲は14門。
15cm砲の装填シーンのディスプレイもあります。
三笠8cm砲(自分で動かせます)
こちらは8cm砲です。20門(現在は10門しかない)これらは全てレプリカですが旋回 俯仰させることができます。
推進機関は蒸気の力を利用
三笠は石炭を燃やしてボイラーで蒸気を作り、その力で推進機関を動かしていたそうです。
三笠艦隊戦シミュレータもございます
館内には艦隊戦シミュレータ「皇国の興廃この一戦にあり!」が無料でプレイできます。
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」
私もプレイしてみました。東郷平八郎の指示に従い、ロシア艦隊に接近、副砲の射程圏内で平行に並ぶように操舵します。そして勝利できました。
これ以外にも、今時の「VR」のコーナーもあり、上記シミュレータと同じグラフィックレベルで、三笠に乗っているような世界に入り込むことができます。
館内には他にも色々な展示物があり、操舵室、艦橋、司令塔などいろいろ見どころがありますので、ご自身の目で確かめて見てください。
さらに猿島まで遊びに行く?
この三笠後方の桟橋から東京湾に浮かぶ唯一の自然島「猿島」があります。旧日本海軍の要塞として、レンガ積みのトンネルや砲台跡などを見ることができます。
ただ注意なのが!船の時間です。こちらの時間を意識して旅程に組み込んでください。
私はこの日便の時間が合わなくて断念しましたが、猿島で釣りがしたいです。
ここまでご覧頂きましてありがとうございました。